HBR-1000開発(36) カスタマレビューでの私信引用は違法かも
最近Amazonのカスタマレビューに上がったものでこのようなものがあります。
HBR-1000を24Vでご利用されるとのこと。残念ながら、12Vでは問題ないのに、24Vで動作しないという初期不良が出てしまいました。さらに、交換した個体においても同様の不具合が発生してしまいました。
これまでに24V環境でご利用いただいているユーザ様は10名ほどおられますが、今までに不具合の報告はありませんでした。しかし、今回は連続して2個が不具合という今までに発生したことが無い状況です。
在庫も含めて詳細に調べた結果、まれに24Vの検知がうまく出来ない個体が存在することが判明。プログラムの改修にて対応することとなりました。出荷前に12V動作でのテストはしていましたが、24Vでのみ発生する不具合が事前に検知できなかったことはたいへん申し訳ありませんでした。
ところで、この購入者様は、不具合の連絡をいただいた私とやり取りしたメール内容を私の了解を得ずにそのまま引用し公開してしまいました。私としては公開されても特に問題はありませんが、私信であるメールを書いた本人の了解なしに公開する行為は著作権法に抵触する可能性がありほめられたものではありません。
それに、この購入者様はレビューではその点を除去して公開しましたが、暑い中、車中で作業をして動作確認を行い不具合発見に協力したのでメールでの謝罪だけでは納得せず、見返りが欲しいと要求をしてきたのです。しかも、不具合品の返送用封筒を同封して代替品をお送りしているのですが、封筒の有効期限までに自分が納得できる見返りを提示せよという。なんともはやです。
こんな要求をしてくる購入者様には初めてお目にかかり、びっくりしてしまいました。世の中、いろいろな方々がおられます。